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内容説明
ピノコとブラック・ジャックの恋愛譚として読み解く、新しい『ブラック・ジャック』論の誕生。
目次
第1章 ピノコとともに始まる
第2章 ブラック・ジャックとは誰か
第3章 法外な治療費
第4章 ピノコを創ったブラック・ジャック
第5章 ピノコは三頭身
第6章 如月めぐみ
第7章 最高の妻
著者等紹介
芹沢俊介[セリザワシュンスケ]
1942年、東京生まれ。1965年、上智大学経済学部卒業。文学、教育、家族問題など幅広い分野の評論で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
63
ピノコの存在から解き明かす、ブラック・ジャック論ですが。自分の想像を超える作品ではなかったです。この著者はかつて、小浜逸郎とともに、別冊宝島の常連でしたが、その頃からあまりいい印象がないのです。2022/11/12
鈴蘭
5
ブラックジャックにより畸形嚢腫という奇病から救い出され誕生したピノコ。 愛らしいその姿に癒されながらも彼に向けられるひたむきな愛が切ない。 恋愛譚として紐解かれる本書も深い気付きがある。 ピノコは彼にとってもまた掛け替えのない存在なのだ。2024/10/24
つかほ
3
ピノコとはブラックジャックにとって何だったのかを考察。2020/05/03
まち
1
ブラックジャックをラブストーリーとして見てみると、ピノコの切ないほどの健気な愛に泣かされる。自分という他者の前に無私の自分を差し出すということ、全ての行動が愛で一貫されていること、そしてブラックジャックが最後はそれを受け入れたこと。なんとも感動的な愛。2022/12/11
miu_miu
1
毎週金曜にチャンピオンを買って読んでました。手塚作品は茶目っ気と深みが両方あって大好きでしたが、当時はまだピノコの愛には気づかなかったかも。全集が秋田書店版と講談社版とあるのは知りませんでしたが、構成を変えるどころか中身も変えてしまった講談社版をベースに記されているのが微妙。手塚が書いた順番には意味があると思うけどなぁ2020/08/01