内容説明
なんて下らなくて、なんて知的で、なんて面白いんだろう。世界卓球史上初!?日本唯一の書店売り卓球専門月刊誌『卓球王国』が放つ、抱腹絶倒、卓球コラム本!!
目次
第1章 奇天烈卓球人ファイル
第2章 卓球・卓球・卓球
第3章 妄想卓球スパーク!
第4章 アメリカン卓球ライフ
第5章 たまには真面目な卓球論
第6章 卓球映像評論
著者等紹介
伊藤条太[イトウジョウタ]
1964年岩手県奥州市に生まれる。中一から卓球を始め、高校時代にシングルスで県ベスト8。家電メーカーに就職後、2004年から『月刊卓球王国』でコラムの連載を始め現在に至る。2008年から世界選手権での“裏”現地速報(卓球王国WEB内)、2013年から全日本選手権のダイジェストDVD『ザ・ファイナル』(卓球王国)の監督も担当。東北大学工学部応用物理学科修士卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょう
7
「卓球コラムニスト」という異色の肩書きにて卓球関連のYahooニュース等で最近文章を拝見する機会があった伊藤条太さんの、卓球愛溢れる卓球エッセイ。大変楽しかったです。個性溢れる往年の名選手達の風来坊ぶりから始まり、技術論、史上最強選手論に至るまでテーマは多岐に亘ります。時に硬い話も可能な限り自ら砕いてクスクス笑える言葉を必ず添えてくれるので、私のような全くの卓球門外漢にも実に分かりやすく、その魅力が存分に伝わるものでした。これから卓球にハマるかは分かりませんが、伊藤さんの本はまた読むと思います(笑)。2024/03/11
nightbird
5
卓球雑誌のコラムの書籍化。卓球全然詳しくないので出てくる選手の名前も8割わからないし、書いてあることがほぼ全部理解できないような文章も頻発する(例:「得意技はショートとツッツキ。特にそのストップは絶妙で、返そうとしたカットマンが台に突っ込んで肋骨にひびを入れたことから“殺人ストップ”と言われたほどだ」)のに面白すぎて何度も吹き出しながら全部読んでしまった。好きでたまらなくてすごく面白いと思ってるものを勢いよく語る文章はアツいし面白いのだ。ここに登場する卓球をめぐる奇人変人たちがみんな漫画のようですごい。2016/08/25
頼ちゃん
5
少し卓球をやっているので、連載読んでます。でもあらためて本当におもしろかった。時々、引いてしまう部分もあったが、これだけ一つのことに夢中になれるのはすごい。2015/05/05
de sang-froid
3
著者が卓球が好きなんだとは思っていたけど、これ程とは思ってなかった。そしてもはや、一般の卓球に対する楽しさの概念を通り越した執着、執念、妄想、暴走、勘違いな面白おかしい人々。笑い、感心、引く、呆れ、と様々な感情を巻き起してくれる疲れる一冊。いや、面白かったですよ。『白球を叩け!』が映画化されてたのにもビックリしました。てゆーか、元は小説だったのねアレ。2014/08/23
うひ。
1
卓球の魅力が存分に描かれていた。卓球が好きすぎて海外に行ったときクラブを探してしまうというエピソードには驚いた。卓球を通して出会う人の多くは奇人である。多くのプロがシュトルビーコバの実力について言及しているのが面白かった。そんな実力を秘めた選手とは知らなかった。2014/08/18
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