内容説明
その素顔を身近に見続けた番記者が明かす大宰相の栄光と挫折!取材20年、巨悪説を覆す究極の「田中角栄伝」。
目次
第1章 田中家の「あんにゃ」
第2章 田中上等兵の反骨
第3章 苦学力行の青春
第4章 私のなしうる何か
第5章 雪国有情
第6章 実力者への道
第7章 お国が私を必要とするならば
第8章 田中角栄の時代
第9章 鬼才、惜しむべし
著者等紹介
馬弓良彦[マユミヨシヒコ]
1958年、早稲田大学文学部卒業後、毎日新聞社に入社。60年から政治部に所属し、自民党各政権を現場で取材。田中内閣発足前から番記者を担当し、その間、「人間田中角栄」を著す。その後、編集局編集委員などを経て、取締役に就く。一線を退いたのちも文筆活動を続け、檀良彦の筆名で「黎明の艦隊」「夢幻の艦隊」などのベストセラーをのこした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
VC
3
ノモンハンに参戦したと思っていたが、内務班生活だけで、参加はしていなかったのか。それにしても、角栄はその言動に自信が溢れているな。結構うらやましい。後、作者の旧日本軍評はいらない。2014/06/15
としき
1
いま、正に第二回の米朝首脳会談がどうなるか?と阿倍さんは固唾飲んで眺めている。ちょうど半世紀前に米国がニクソン訪中で対中路線に急転換して、慌てに日中国交正常化させたのが当時の田中首相。さて阿倍さんはどのように舵をとるのだろうか?首相の裁量は国内景気や憲法改正だけの人気投票では決められない。やはり一番大事なことは、外交問題。お隣の韓国とは最悪の状態な今、北朝鮮対策が失敗すれば、日本は孤立してしまう恐れがある。そうなると一気に阿倍政権は崩壊してしまう。角栄さんが墓場からお手並み拝見とほくそ笑んでいる。 2019/02/22
マコ太郎
0
題材、エピソードも良いのだが、構成、文章がうまくない。残念。2018/10/16