内容説明
没後三十五年で解かれた封印。「自決直前インタビュー」!!読売、朝日、毎日各紙が報道、七十年を経て届けられた二・二六事件、の「叫び」。
目次
第1章 鳴らなかったベル
第2章 二・二六事件とは何だったのか
第3章 血滾る遺書
著者等紹介
前田宏一[マエダヒロカズ]
昭和33年(1958)、中央大学法学部卒業後、『週刊女性』『週刊ポスト』などの専属ライターとなり、主に社会、事件などの分野で健筆を揮った。とりわけ『週刊女性』に連載した「狭山事件」の深層を描いた記事は、人気作家梶山季之氏に絶賛され、話題を集めた。その後、さらに活動の場を広げ社会の実相を取材、「豊田商事事件」などをスクープしてテレビなどで脚光を浴びた。昭和45年(1970)11月17日、事件直前、『週刊ポスト』記者として三島由紀夫にインタビュー、その際の貴重な証言を『三島由紀夫「最後の独白」』にて初めて公表した。また、ベストセラーとなった17歳で自殺した無名の文学少女の詩集「愛なんて知らない」を発掘するなど、数々の出版も手がけた。現在は、「戦後史」をテーマにしたライフワークの完結を目指し、歴史の底辺で動いた人々への取材を精力的に続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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