村上春樹と中国

個数:

村上春樹と中国

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月31日 08時00分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784901592710
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

20年間で約130種以上が出版され、『ノルウェイの森』はミリオンセラー、『1Q84』は初版が120万部となった中国で、著者は初めて、全土にわたって、村上春樹が読まれる理由をアンケート調査した。いまや世界文学となった「村上春樹文学」を、新進気鋭の研究者が中国での受容の実態から批評する。

目次

第1章 中国における村上春樹文学の翻訳出版―一九八九年から二〇一〇年まで
第2章 翻訳出版・その時代区分
第3章 中国における村上春樹文学の影響
第4章 中国における村上春樹の読者―二〇〇八年実施の学生(三〇〇〇人)意識調査から
第5章 中国における「村上春樹熱」とは何であったのか
第6章 中国における村上春樹研究
第7章 中国の「村上春樹現象」と村上春樹の中国観

著者等紹介

王海藍[ワンハイラン]
1974年9月中国山東省生まれ。1997年7月山東師範大学文学部中国語中国文学専攻卒業。1997年8月~2003年8月山東省芸術学校助教を経て、山東芸術学院講師。2003年9月筑波大学図書館情報メディア研究科の研究生として来日。2007年3月筑波大学図書館情報メディア研究科博士前期課程修了、修士取得。2011年4月同研究科博士後期課程修了、学術博士取得。現在、復旦大学中国言語文学系「比較文学と世界文学」研究室ポス・ドク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Atsumi_SAKURADA

1
「都市化がある段階まで進むと、その社会では村上春樹の本が読まれる」という言説(ハルキ指数?)があるそうですが、ここで論じられている中国における受容がそのモデルケースなのでしょう。興味深いのは、ブレイクスルーになったのが中国では日本と同じく『ノルウェイの森』である一方で、たとえばアメリカで初めに多く読まれたのは『羊をめぐる冒険』だということです。「村上春樹を通してみる比較文化論」という観点から見るのも、面白いのではないでしょうか。2014/03/23

kozawa

0
中国における村上春樹の受容について、著者は中国で生まれ育って村上春樹に触れ、本書の元になった博士論文を日本で書いた、と。指導した教官が「序」で指摘している通り事実関係調査は割としっかりしているが作品分析(批評)面とそれによる中国での受容についてはまだ浅いと指摘しているのはそうなんじゃないかと。中国内でのアンケートを各地の大学で取っていたり色々興味深い。とはいえアンケートは「大学」かぁ、いやまぁハルキなんだから大学層でアンケート取ればそれでいいいのかなぁとか思わなくもないが、ともかく非常に興味深く読んだ。2012/04/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4749452
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品