目次
ちいさな命を守る闘い―新生児集中治療室の二十四時間
闘いの場を支えるあたたかいこころ―NICUでのさまざまな試み
不可能を可能にする子どもの命―あおいちゃんが歩く日
小児救急医療の現場から―微熱や咳で深夜駆けつける親達
「すべてのこどもに命の輝きを」―宮城県立こども病院が目指したもの
「相談外来」の子ども達―長いつき合いのなかで共に成長する
「がんばれ共和国」の三日間―七夕・蔵王難病キャンプ
ほんとうに大切なもの―ダウン症の子ども達との出会い
「子宝思想」はどこに行った―日本の子ども達のお寒い医療状況
正しいと思ったことを続ける―スモン病の患者達と共に
ゆり子ちゃんが教えてくれたこと―そして寄り添う医療へ
エピローグ―二〇一一年三月十一日十四時四十六分
著者等紹介
堺武男[サカイタケオ]
1949年、宮城県石巻市生まれ。東北大学医学部卒。仙台市立病院勤務、東北大学医学部小児科講師、東北大学付属病院周産母子センター助教授、宮城県立こども病院副院長等を経て、2008年9月「さかいたけお・赤ちゃんこどもクリニック」を開業。専門は新生児学、呼吸生理学、一般小児科、小児発達学。「NPO難病のこども支援全国ネットワーク」運営委員、社団法人日本母乳の会理事、宮城県小児科医会副会長等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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