内容説明
溶融状態の無機ガラス、スラグ、ソルト、及びメタルを対象に、それぞれの異なる粘度範囲をカバーする6種類の測定法、ガラス状態から溶融状態までを連続して測定する2種類の測定法の開発記録。
目次
0 粘度測定事始め
1 回転粘度計:ロトビスコ
2 平行平板粘度計
3 外筒回転型粘度計
4 球貫入・平行板変形/回転粘度計
5 円柱貫入/回転法
6 スライド円柱粘度計
7 短管粘度計
8 液漫短管粘度計
9 終即是初
10 閑話及題―ガラスとメルト‐粘度の温度変化
著者等紹介
白石裕[シライシユタカ]
1953年北海道大学理学部化学科卒業。1953~1957年北海学園教諭。1957年東北大学選鉱製錬研究所助手、助教授を経て、1973年同教授。1980年アメリカ、カソリック大学ガラス状態研究所(VSL)文部省在外研究員(1年)。1987年イギリス、国立物理研究所(NPL)学術振興会交換研究員(3ヵ月)。1993年定年退官、(株)アグネ技術センター顧問。1994年韓国、全州大学校、客員教授(6ヵ月)。専門は高温物理学、とくに融体物性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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