内容説明
バタイユ、ブランショ、ナンシーが投げかけた共同体の(不)可能性への問いを、アガンベンは再定礎する。古代から現代まで、哲学から文学までを縦走横断し、存在と倫理、単独者と救済などの諸関門を経巡って、問いは深められていく。アガンベンの政治哲学の鍵となる代表作、ついに翻訳なる。
目次
なんであれかまわないもの
リンボから
見本
生起
個体化の原理
くつろぎ
マネリエス
悪魔的なもの
バートルビー
取り返しがつかないもの
倫理
ディム・ストッキング
光背
偽名
階級のない社会
外
同名異義語
シェキナー
天安門
取り返しがつかないもの
著者等紹介
アガンベン,ジョルジョ[アガンベン,ジョルジョ][Agamben,Giorgio]
1942年ローマ生まれ。イタリアの哲学者
上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年兵庫県生まれ。思想史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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