目次
特集 ペルソナの詩学(対談 ´Echec et mat―白のゲームとして;対談後記;「ペルソナの隠喩」再論;能面のペルソノロジー―和辻哲郎と坂部恵;不気味でないもの―ラカン、ドゥルーズ、メイヤスーを介した自然哲学のスケッチ ほか)
論文(法の宙吊り―大島渚『絞死刑』(一九六八)における国家と発話主体
民主主義の自己免疫とその反転―デリダにおける残虐性なき死の欲動をめぐって
デリダによる超越論的病理論―カント、フッサールを導きの糸とする「来たるべきデモクラシー」考
「異なるもの」の時間―ツェラーンに読まれたマンデリシターム
石膏像の記憶―一九七〇年代のイタリア美術における形而上絵画の系譜 ほか)
書評