内容説明
巡ることに意味があったのだと思う。ニューヨーク、アフガニスタン、イラクへの「21世紀の巡礼」。本書は、著者の「歴史に立ち会いたい」という欲望の結晶である。写真はつねに今日をしか写さない。世界を駆けめぐる一人の青年写真家の予兆に充ちた視線が、ぬきさしらない現場の今日をしなやかに狙撃する。写真集。
目次
21世紀のレーニン
いつもの光景
マイナス35度の乳母車01
マイナス35度の乳母車02
北極圏の村
9.11の記憶
入口
ペシャワルの男
王宮からの眺め
地雷の街で〔ほか〕
著者等紹介
菱田雄介[ヒシダユウスケ]
1972年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、民放テレビ局へ。情報番組のディレクターとして硬軟さまざまな取材を行なう一方、写真家として世界を旅する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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