内容説明
戦争のスペクタクル化とテロリストの鏡像化。デリダの盟友が、「9・11」前後の西洋社会、とりわけアメリカにおける政治的暴力の動態をつぶさに分析する。日本語版オリジナル編集。
目次
「戦争」・「テロリズム」・「スペクタクル」―タワーと洞窟について
破壊と拡散―権力の二様相
戦時
戦争と死に関する同時代的なもの(ジークムント・フロイト)
著者等紹介
ウェーバー,サミュエル[ウェーバー,サミュエル][Weber,Samuel]
1940年ニューヨーク生まれ。ノースウェスタン大学教授。哲学者、批評家として活躍するほか、演劇やオペラの制作にも携わる
野内聡[ノウチサトシ]
1971年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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