内容説明
本書は愛知工業大学における２年生向けの会計学の授業を、日商簿記３級試験の受験用に再編集したものである。約５００年前のルネッサンス時代のイタリアで発見された複式簿記の原理を、数学的な視点「グラフ理論」でビジュアル化して会計学を再構築した。つまり、幾何学特有の歯切れの良さを簿記に応用した。
目次
第１編 ビジネスに必要な会計情報（ビジネス・モデル；いわゆるカタギな営業取引 ほか）
第２編 営業活動の業務分担（売上に関する取引；仕入に関する取引 ほか）
第３編 経理課の仕事（試算表まで―業務分担のない場合；試算表まで―業務分担のある場合 ほか）
第４編 最後の仕上げ（その他の会計技術；受験簿記・３級試験）
著者等紹介
岡崎一浩［オカザキカズヒロ］
東北大学経済学部卒業。トーマツ（東京）、ＫＰＭＧ、Ｅ＆Ｙ、キャノン（以上、シドニー）、近畿第一監査法人（大阪）を経て、現在、愛知工業大学経営情報科学部教授。公認会計士（日本、イリノイ州）。ＡＡＡ、日本会計研究学会、日本監査研究学会、オーストラリア学会所属
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