内容説明
サブカルチャーは文化に、そして日本にミメーシスを起こせるか!サブカルは、まちがいなく日本人の意識構造に大きな影響を及ぼしている。したがって、サブカルを語ることは文化全般だけでなく、「日本」そのものを論じることに他ならないのだ。
目次
第1章 日本‐マンガ‐アジア(江川達也;イ・ヒョンソク;宮台真司)
第2章 総括サブカル、そして新たな地平は(中森明夫;宮崎哲弥;宮台真司)
第3章 映画から見たサブカルの現状と展望(松田政男;森達也;宮台真司)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamayuuri
1
熟読。なぜいま、サブカルが語られなければならないのか。漫画、小説、映画などを取り上げながら話題は展開します。メインなきサブの横並び。共通の前提の喪失により、他者理解のためのフックを失い、完全島宇宙化。しかし、それだけだと20年ぐらい前の議論だ。宮台氏らはもっと先を言っているが、まさわたしにはスッと入ってこない2010/10/13
rtc
0
面子買い。再帰的な自己言及による情念連鎖への期待。2013/08/21
hiratax
0
装丁がいまいち。 2005/11/13
ken
0
いいっす2011/08/19
遠山太郎
0
これがいっちゃんおもろいかも(笑)2011/06/18