内容説明
本書では、実践の中から若い先生方に特に伝えたいことを中心に書きました。最も伝えたいことは、子どもをどう見るかという視点です。「6年生だからこんなこともできなければならない」という呪縛からわたしたち自身が解放され、豊かな気持ちで子どもたちと共に過ごしたいと考えたことです。本書を、子どもたちと一緒に織り成す学級実践に、役立てて下さい。
目次
1 6年生の子どもをどうとらえるか
2 文化活動を充実させよう
3 意外に大切な日常活動
4 魅力ある授業を
5 思春期の子どもと共に
6 気になる子どもたち
7 保護者と共に歩む
8 卒業へのとりくみは、子どもたちの手で
著者等紹介
米沢久美子[ヨネザワクミコ]
1957年、福岡県に生まれる。現在、福岡市立長丘小学校に勤務。全国生活指導研究協議会に所属
家本芳郎[イエモトヨシロウ]
全国教育文化研究所
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまさん
1
一年が見通せる優れた本だと思う。楽しい一年間がみえてくる感じだ。子どもの捉え方がとっくに優れていると感じた。心の捉え方が難しくなっている最近だが、とても参考になった。2014/04/13
mori
0
6年生担任としての構えづくりに読了。6年生に求められるものについてと、思春期の子どたちへの対応で心がけることに触れてあった。確かに小学校では、「最高学年として…」と6年生をたよりに(アテに?)しているが、実は6年生だって小学生なのだということを心にとめつつ、卒業に向かって進むことが大切なのだと思う。2013/03/30