内容説明
明治初期、孤児を救うために人生の全てをなげうったひとりの男がいた…。「日本の福祉のいちばん星」―石井十次の波乱の生涯を綴った感動の児童文学。
目次
第1話 美しい夜明けの星(松ちゃんのナワ帯;ランプの下の迷い ほか)
第2話 愛のそよ風(定一という少年;おそい夜のお客 ほか)
第3話 ほのおが燃えた日(日本のミュラーになりたい;河原のみなし児たち ほか)
第4話 千代ちゃんの秘密(あっ、大地震だ!;菊ちゃんのおねしょ ほか)
第5話 お父さん、ありがとう(牛太郎という少年;一本のサツマイモ ほか)
著者等紹介
和田登[ワダノボル]
1936年、長野県生まれ。信州大学教育学部卒。「虫」で第1回日本児童文学者協会短編賞。「悲しみの砦」(岩崎書店)で第1回塚原健二郎文学賞
和田春奈[ワダハルナ]
1967年、長野県生まれ。東京家政大学短期大学部卒。デザイン事務所を経て、挿絵、装丁の仕事に入る
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