内容説明
アクション・リサーチに興味はあるけれど、なかなか時間が取れなくて始められない方も、アクション・リサーチを始めたけれど、進め方がわからなくて途中で投げ出してしまった方も、リサーチのレポートの書き方がわからないという方も、この一冊があれば大丈夫。誰もが手軽にできるアクション・リサーチを紹介します。
目次
第１部 授業改善のためのアクション・リサーチ（アクション・リサーチとは何か；アクション・リサーチの進め方Ｑ＆Ａ）
第２部 テーマ別アクション・リサーチの進め方（「基礎的な英語力」をテーマにしたアクション・リサーチ；「リスニング」をテーマにしたアクション・リサーチ；「スピーキング」をテーマにしたアクション・リサーチ ほか）
第３部 教員研修とアクション・リサーチ（英語教員全員研修でのアクション・リサーチ―高知県の取り組み；コーディネーター育成でのアクション・リサーチ―神奈川県の取り組み；市町村教育委員会レベルでのアクション・リサーチ―広島県三次市の場合 ほか）
著者等紹介
佐野正之［サノマサユキ］
１９３８年新潟県生まれ。帝京大学文学部教育学科教授、立命館大学言語教育情報研究科客員教授、横浜国立大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう
6
アクションリサーチのプロセス。①問題の発見：直面している事態から扱う問題を発見する②事前調査：選んだ問題点に関する実態を調査する③リサーチクエスチョンの設：調査結果から研究を方向付ける④仮説の設定：方向性にそって、具体的な問題解決の対策をたてる⑤計画の実践：対策を実施し、経過を記録する⑥結果の検証：対策の効果を検証し、必要なら対策を変更する⑦報告：実践を振り返り、一応の結論を出して報告する。 アクション・リサーチの会＠近畿 など2024/02/13
