内容説明
四国霊場十三番・大日寺の三代住職とその家族が織りなす人間模様を描いた心あたたまるエッセイ。
目次
命名と生年月日
私生児
道弘彰
二つの寺
ルーツ
元祖イケメンの巻
料亭つるます
ボンさんかんざし買うを見た
養女繁子
吉野家〔ほか〕
著者等紹介
山口桂子[ヤマグチケイコ]
昭和9年2月15日、徳島県生まれ。生家は四国霊場第十三番札所大日寺。女一人でも生活できる職を身につけようと、高校卒業と同時に徳島県立保育専門学院(短大)に入学、かたわらバレエ研究所に入門する。昭和29年4月、徳島市立保育所を振り出しに保母の道に入り、爾来15年、もちまえの好奇心と行動力を発揮して保育教育に専心。この間もバレエ研鑽を積み、昭和37年には日本芸術舞踊協会会員(洋舞門)となる。昭和45年3月、保母を退職し、舶来小物店『ブティック桂』の経営を始める。昭和51年、父が倒れたため、店を人に任せて寺に戻り、父の介護にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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