内容説明
今の教育現場は掻き回されてくたびれ果てています。心と体の健康あっての仕事です。疲れていると大切なものが見えなくなります。自分を見失っては子どもの指導はできません。遊び心や愛嬌がないと魅力的ではありません。口八丁手八丁のしたたかさ、タフさがないと潰されます。受難の時代を“なんくるないさー”の精神で生き抜く、気が楽になり、元気になる小粋な小論集ここに誕生。
目次
第1章 何をくよくよ川端柳 子らの笑顔を見て暮らす(気をつかい背伸びするよりありのまま;他人の目サーフィンしての自分流 ほか)
第2章 何を今さらその真面目顔 笑う門には福が来る(負うた子に原則は減速と教えられ;五里霧中休む目線で霧晴れる ほか)
第3章 何を悩んで苦渋顔なの 遊び心を見せりゃいい(友寄りて修羅場の陰に射す光;子が育つ余裕を持った言葉かけ ほか)
第4章 何を怯えてへっぴり腰よ 理なんかよりも親は情(人生は稼いで食って寝て終わる;おおらかに“べき”と“現実”往来す ほか)
第5章 何を好んで教師業 三枚舌に二枚腰(あいまいな日本の私をやぶにらみ;その癖もパブロフの犬でごめんちゃい ほか)
著者等紹介
白須富夫[シラストミオ]
1950年東京都生まれの東京育ち。1974年から東京都公立小学校の教諭となり現在に至る。児童言語研究会会員
桜花梅丸[サクラバナウメマル]
ペンネーム。1955年新潟県生まれの編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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