内容説明
精一杯努力して駄目なら中学浪人だっていい。志望校ツーランクアップ宣言は、団塊の世代の父親が心やさしいひとりっ子に贈った愛の試練。父と息子の高校受験奮闘記。
目次
序章 初嵐（受験家族誕生前夜；高校受験情報オンチ；板ばさみ；受験家族宣言）
第１章 胎動（進路志望調査表提出の朝；子育てひとり旅；わが子観察；苦手科目・得意科目 ほか）
第２章 長い坂道（小さな衝突；ためらい；サッカー・トレーニング ほか）
第３章 峠（腕試し高校入試模擬テスト；夢の大きなテーブル；三者面談 ほか）
第４章 春遠からじ（昭和の終焉；平成元年の牛後対策；不充分教科突破対策 ほか）
感想・レビュー
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万次郎
1
1990年と大分古い、神奈川県の受験戦争。進学に無関心な父親が、突然受験に目覚め、息子の受験勉強を強引に応援していく。/神奈川県の受験システムが特殊なのか、美術、技術等の試験に関係ない科目が内申点に大きく響く。その宿題に時間をとられ、本試験の勉強ができないので、夫婦にもストレスが溜っていく所が興味深い。/受験って、親も戦わないとダメなんだな～（私も疎いな）。2013/01/04
