ちくま学芸文庫<br> 政治宣伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511508
  • NDC分類 361.46
  • Cコード C0131

出版社内容情報

レーニン、ヒトラーの時代を経て、宣伝は今どのような役割を果たすか。五つの定則を示し、デモクラシーに対するその功罪を見据える。解説 川口茂雄

===
ナチス・ドイツ占領期のフランス、プロパガンダが最も強力であった時代に青年期を過ごした著者は、民主主義のためにこそ宣伝が必要だと説く──。本書では、まずレーニン型・ヒトラー型それぞれの宣伝方式を検討し、「単純化し、敵を一つだけにしぼる定則」、表現を変えて繰り返す「オーケストレーションの定則」、同調圧力を利用する「全員一致と感染の定則」といった宣伝の諸パターンを示してその負の側面に警鐘を鳴らす。しかし同時に、宣伝は個人の意見の公表を促し、それを保護する役割をも担うとした。プロパガンダが忌避される現代において、その功罪を簡明に説いた名著。
===

「私をメディア研究に導いたプロパガンダ論の名著、
待望の改訂版」───佐藤卓己
===

【目次】
はしがき  
第一章 風 土  
第二章 宣伝の二つの源泉  
第三章 レーニン型の宣伝  
第四章 ヒトラー型の宣伝
第五章 定則と技術
第六章 神話、虚偽、事実
第七章 世論と宣伝  
第八章 デモクラシーと宣伝
訳者あとがき
解説 デマゴギーとペダゴジーのはざまで(川口茂雄)

内容説明

ナチス・ドイツ占領期のフランス、プロパガンダが最も強力であった時代に青年期を過ごした著者は、民主主義のためにこそ宣伝が必要だと説く―。本書では、まずレーニン型・ヒトラー型それぞれの宣伝方式を検討し、「単純化し、敵を一つだけにしぼる定則」、表現を変えて繰り返す「オーケストレーションの定則」、同調圧力を利用する「全員一致と感染の定則」といった宣伝の諸パターンを示してその負の側面に警鐘を鳴らす。しかし同時に、宣伝は個人の意見の公表を促し、それを保護する役割をも担うとした。プロパガンダが忌避される現代において、その功罪を簡明に説いた名著。

目次

第1章 風土
第2章 宣伝の二つの源泉
第3章 レーニン型の宣伝
第4章 ヒトラー型の宣伝
第5章 定則と技術
第6章 神話、虚偽、事実
第7章 世論と宣伝
第8章 デモクラシーと宣伝

著者等紹介

ドムナック,ジャン=マリー[ドムナック,ジャンマリー] [Domenach,Jean‐Marie]
1922‐97年。フランス、リヨン生まれ。著述家・知識人。カトリック左派の月刊総合雑誌『エスプリ』の編集長を務めた

小出峻[コイデタカシ]
1906‐65年。翻訳家。早稲田大学卒、仏文学・社会科学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YS-56

4
宣伝と報道。隠された宣伝を見抜けるようにはなりたい。2023/03/19

馬咲

3
「メディア」という言葉も定着していなかった時代に書かれたメディア論の古典。20世紀の大衆消費社会と科学技術の結合が生んだ「宣伝」の仕組みと、それが共産主義やファシズムに与えた影響力の大きさが示される。全体主義的プロパガンダの定則の説明は「ツイッターの定則」と読み替えても良さそうなくらいである。戦後の大衆は情緒的な宣伝を警戒し、事実と数字のみから成る要約された「報道」を求めるが、そうした表現の方が客観性を偽装しやすく、むしろ思想や感情に作用しやすいという指摘も現代的。著者は宣伝の有害な面を認めつつも、2023/02/05

バーニング

1
ナチスの以前以後を客観的に分析しているのが非常に面白い。元がクセジュのせいか、ちくま学芸にしては読みやすく分厚くはないので手に取りやすい一冊になっているのも魅力的。2023/07/21

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