出版社内容情報
本書の構成は第1部「家族カウンセリングとは何か」をわかりやすくまとめた。第2部座談会=家族カウンセリングのこれまでとこれから。第3部日本家族カウンセリング協会が開設しているファミリーサポート・ルーム(F・S・R)運営の実際と解説。第4部家族カウンセリング協会の講師陣によるより具体的な解説。等
序-杉溪一言
1 「なぜ、いま家族カウンセリングか」
2 「家族カウンセリングの過去・現在・みらい」
3 「家族カウンセリングの実際」
4 家族カウンセリングをめぐって
協会事務局として-あとがきに代えて
「あなたにとって一番大切なものは何?」とたずねられたら、あなたはどうこたえますか。いろいろな答えがあるでしょう。文部科学省の統計数理研究所の調査では、日本人が最も多く上げるのは「家族」という答えです。そして「家族が一番大切」という答えは、1958年から35年間、一貫して増えつづけているのです。政治・経済・社会が混沌として何かと不確かな今の世の中で「家族」を大切に思う人たちが多いのは肯けるデータですが、その反面、家族の中のゴタゴタも少なくないようです。いじめ、虐待、暴力は日常的におきていますし、両親や祖父母が殺される事件まで報道されています。(中略)この本は今日、このようにだれもが感じている不安やこのままでいいのだろうかとういう問題意識を背景に、「家族カウンセリング」ということにフォーカスをあてて、家族に対する心のケアや社会的なサポートを皆さんに訴え、考えていただくためにつくりました。
これから「家族相談士・家族心理士」をめざす人たちに最適なアドバイスが満載!
内容説明
本書は今日、誰もが感じている家族に関する不安や、このままでいいのだろうかという問題意識を背景に、「家族カウンセリング」ということにフォーカスをあてて、家族に対する心のケアや社会的なサポートを皆さんに訴え、考えるための本である。
目次
なぜ、いま家族カウンセリングか
座談会「家族カウンセリングの過去・現在・未来」(杉渓一言+岡堂哲雄+平木典子+亀口憲治)(「家族カウンセリング」、その歩みを振り返る;「日本家族カウンセリング協会」の活動を振り返る;なぜ、いま家族カウンセリングか)
家族カウンセリングの実際―ファミリィサポート・ルームの運営と課題
家族カウンセリングをめぐって
著者等紹介
杉渓一言[スギタニキヨトキ]
日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。