内容説明
幸せとは心の平和、自分とまわりを幸せにする実現可能な１６の方法。
目次
どうしたら幸せになれるの？
魔法でもなく神秘でもなく
現実を正しく理解する
ほんとうの幸せとは？
思いやりという大切な感情
自分をコントロールする強さをもつ
心にもっている徳を育てる
思いやりは自分の幸せにつながっている
苦しみが教えてくれるたくさんのこと
ものごとを識別する力
地球規模の責任感
一人ひとりができる範囲で
道徳の役割
切実な問題としての平和と軍縮
宗教にできること
お願い
著者等紹介
ダライ・ラマ１４世［ダライラマジュウヨンセイ］［Ｈｉｓ Ｈｏｌｉｎｅｓｓ ｔｈｅ Ｄａｌａｉ Ｌａｍａ］
本名チンジン：ギャツォ。１９３５年チベット東北部アムドに農家の子として生まれた。２才のときに先代１３世の転生霊童として認められ、４０年に第１４世として正式に即位した。チベットの国家元首で、チベット仏教の最高指導者。ひとびとを救済するために、涅槃に入ることを求めず、輪廻世界に生まれ変わる観音菩薩の化身であると信じられている。１９８９年に一貫して非暴力平和的手段でチベット問題の解決に取組んだことが評価され、ノーベル平和賞を受賞した。また受賞理由は環境問題への取組みも挙げられている。精力的に世界各国を訪れ、チベットへの支援を求めるとともに、世界平和を祈念する法要を行っている。偉大な宗教指導者として、世界的に尊崇を集める
ペマ・ギャルポ［ペマギャルポ］［Ｐｅｍａ Ｇｙａｌｐｏ］
桐蔭横浜大学法学部教授。政治学博士。チベット文化研究所名誉所長。コメンテーター。チベットのカム地方ニャロン出身、１９５３年６月１８日生まれ。１９５９年インドに亡命。難民キャンプで少年期を過ごし、６５年来日。日本の中学・高校を卒業後、７６年、亜細亜大学、上智大学大学院、東京外国語大研究生を経て、８０年から、ダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当（ダライ・ラマ法王がアジア・太平洋地区を視察する際の随行員）初代代表に就任。（９０年退官）
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