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内容説明
本書の構成は、第一部で豊岡さんの漁業日誌と聞き書きのノートのうち、昭和20年代から30年代初めの10年間を再構成し、豊岡さんと同時代に漁民として交流が多かった若松進さん(双海町)から解説・補足を受けたもので、漁民の視点からの伊予灘の戦後漁業史の概論である。第二部は「伊予灘漁業の今」として漁業の現況を釣り漁業と網漁業にしぼって紹介し、その中で生きる漁民の生活に注目した。
目次
第1部 漁業日誌からみた伊予灘漁業史―昭和20~30年代(昭和20年代の漁業;昭和30年代の漁業)
第2部 伊予灘漁業の今(伊予灘沿岸の漁業環境;釣り漁業と伝統技術;網漁業に生きる漁民たち;伊予灘沿岸の新しい風と課題)
著者等紹介
渡部文也[ワタナベブンヤ]
昭和11年(1936年)愛媛県生まれ。立命館大学文学部地理学科卒業。県立高校教諭として38年間勤務後、現在、愛媛大学農学部附属農業高校非常勤講師。地域漁業学会、伊予史談会会員
高津富男[コウズトミオ]
昭和33年(1958年)愛媛県生まれ。愛媛大学法文学専攻科修了。愛媛県立歴史民俗資料館勤務
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