内容説明
領域「表現」は幼稚園教育要領で述べられているように、「感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする」観点から示した領域である。つまり表現とは日々の生活のなかで、さまざまな音、色、形、手触り、動きなどに気づき、美しいという思い、感動したこと、感じたことを、音や動き、絵画などで表現し、自由につくったり、描いたりしながら、さまざまな表現を楽しむということである。そのためにはまず、保育者が子どもとともに成長すべきである。作り出す喜びや創造性の素晴らしさ、発想の大切さを感じることである。
目次
第1章 保育における表現
第2章 子どもの表現を伸ばすための指導
第3章 保育者に必要な感性
第4章 自由発想への手助け
第5章 表現活動
第6章 障害をもつ子どものための表現活動
著者等紹介
谷田貝公昭[ヤタガイマサアキ]
目白大学短期大学部教授
おかもとみわこ[オカモトミワコ]
目白大学短期大学部助教授
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