内容説明
劇場型政治の中枢を知る著者が語る政治・社会の未来。元・長野県知事特別秘書として知られる著者が、これからのIT社会を多角的に読み解くエッセイ集。
目次
電子政府とeデモクラシー
近代化・民主化・大衆化
行政は、サービス業である!
デジタルな世論と政策の実現
電子政府先進国は民主主義成熟国?
カリスマの支配
機能不全と個人主義
スローライフとデモクラシー
説明と納得
そこに「何か」が宿るとき…〔ほか〕
著者等紹介
杉原佳堯[スギハラヨシタカ]
1965年大阪市生まれ、同志社大学法学部政治学科卒業、ペンシルバニア大学大学院行政管理学科修了。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にて修士号(移行経済学)取得。自由民主党本部(人事局・国際局)、ペンシルバニア大学大学院ローダー研究所特別講師、LSEヨーロッパ研究所を経て、1997年バーチャル政党「フェデラリスト」として政策提言活動を行い注目される。ITベンチャー創業、政策学校「一新塾」講師・運営委員等の後、2000年に長野県知事特別秘書に就任、田中康夫知事(当時)のもと県政の中枢で勤務。2003年芦屋市長選挙に立候補するも惜敗、次点となる。現在、インテル株式会社事業開発本部政府渉外部長。政治経済学、特に規制改革、公共選択、移行経済学、公共経済学、経済史。最近は地方分権と行政のIT化に研究の焦点を合わせている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。