内容説明
インターネットは、今までは不可能であった多くのことを実現する手段となった。人間の活動場所、言い換えれば、ビジネスの場所と機会が大きく広がった。多くの企業が、この新しいマーケットスペースの可能性と特性と活かし、時には、自ら市場を創造し、その価値を数倍に拡大させることで、大きな成果を実現している。本書では、新しいビジネスのルールと方法を、自らの優位性として活かし、インターネットの世界で大きな存在となっている２５の事例を詳しく紹介する。
目次
序章 未来を拓くクリッカブルコーポレーション
第１章 優位性（１）「情報提供」
第２章 優位性（２）「選択」
第３章 優位性（３）「利便性」
第４章 優位性（４）「カスタマイゼーション」
第５章 優位性（５）「効率化」
第６章 優位性（６）「コミュニティ」
第７章 優位性（７）「エンタテイメント」
第８章 優位性（８）「信頼性」
著者等紹介
ローズノア，ジョナサン［ローズノア，ジョナサン］［Ｒｏｓｅｎｏｅｒ，Ｊｏｎａｔｈａｎ］
コンピュータリスクマネジメント部門エレクトロニックコマース担当ディレクタ。アーサーアンダーセンナレッジエンタープライズの戦略提携担当統括ディレクタを務めた。ビジネスリスクとプロセスの問題に深く関与し、最近１０年間はオンラインサービスとインターネットを基盤としたシステム開発に携わる。オンラインビジネスと法律問題に関する権威で、１９９２年にアメリカオンラインのサイバーロー部門を設立。法務関連最大のオンラインサービスである「カウンシルコネクト」西海岸地区のエグゼクティブエディタ及びマーケティングディレクタとして、初の正式認可オンライン法務教育プログラムを開発。弁護士であり、著書に「ＣｙｂｅｒＬａｗ‐Ｔｈｅ Ｌａｗ ｏｆ ｔｈｅ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ（Ｓｐｒｉｎｇｅｒ Ｖｅｌａｇ１９９７）」がある
アームストロング，ダグラス［アームストロング，ダグラス］［Ａｒｍｓｔｒｏｎｇ，Ｄｏｕｇｌａｓ］
アーサーアンダーセンナレッジエンタープライズのマーケティング及びデジタルコミュニケーション担当ディレクタ。Ｔｈｅ Ｖｉｒｔｕａｌ Ｌｅａｒｎｉｎｇ Ｎｅｔｗｏｒｋと、数々の受賞実績など高い評価を得ているアーサーアンダーセンナレッジスペースのセールス及びマーケティングを指揮。ｋｎｏｗｌｅｄｇｅｓｐａｃｅ．ｃｏｍとａｒｔｈｕｒａｎｄｅｒｓｅｎ．ｃｏｍのデザイン開発リーダーを務める。イリノイ大学Ｕｒｂａｎａ‐ＣｈａｍｐａｉｇｎでＭＢＡ取得、多数のカンファレンスやセミナーにおいて、「インターネット」や「知識共有」をテーマとした発表多数。主なものに、１９９７年世界経済フォーラム（スイス、ダボス）、世界経済開発議会（ワシントンＤ．Ｃ、香港）、Ｃｒｏｓｓｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｂｏａｒｄｅｒ ｓｅｍｉｎａｒ（シカゴ）などがある
ゲイツ，ラッセル［ゲイツ，ラッセル］［Ｇａｔｅｓ，Ｒｕｓｓｅｌ］
シカゴ事務所パートナー。コンピュータリスクマネジメント部門の北アメリカ地区統括パートナー。エレクトロニックコマースのリスクコンサルティング及び監査のワールドワイド統括パートナーを務める。事業提携、エレクトロニックコマースに関わるビジネスリスクマネジメント、暗号作成やパブリックキー／プライベートキーのインフラ、及びその他インターネットセキュリティやコントロールのサービスなどを含んだエレクトロニックコマースの多様な側面に関連するサービスの開発とその統括責任を担う。「Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｓｅｃｕｒｉｔｙ Ｆｒａｍｅｗｏｒｋ」の共著者でもある。アーサーアンダーセンが経済学者と実施した、クライアント／サーバーの導入、全企業的なソリューション、ビジネス間の接続性などに焦点をあてた１９９８年の共同研究「情報化時代のビジネスリスク管理」の責任者
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