出版社内容情報
(この作品)「周五郎論」でも「周五郎研究」でもない・・・・・書き、悩み、愛し、かつ飢えに苦しんだ山本周五郎の実在・・・(水谷昭夫)。いまだ日本人の心を捉えてやまぬ人間・山本周五郎のを語りつづけて半世紀。作家と編集者という20余年の交友と、生涯をかけた取材をもとに伝説の人と作品を赤裸々に綴る。著者遺作。
巻末に山本周五郎年譜
水谷昭夫、島田謹二、岡田正富各氏の解説を収録。
内容説明
周五郎研究の第一人者による渾身の作家評伝。生涯、一行のゆるみを己に許さず。孤高の人・山本周五郎の“伝説の生涯”がここに蘇る。
目次
第2部(続) 馬込時代(「直木賞」を蹴る;言論統制のぎりぎりのはざまで;妻・きよい病魔に逝く)
第3部 横浜時代(再婚―四十二歳の再出発;「うちのカミさんは面白いぞ」;新人編集者を回してくれ;仕事場・横浜間門園;「おれは太宰に一目、会いたかった」 ほか)
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- 和書
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