内容説明
いったいなぜ日本の若者は、精いっぱい生きるということをしなくなったのだろうか―。今、わが国が直面しているのは、国が滅びてしまうのではないかという危惧です。このまま経済が弱体化し、若い人は希望を持てず、努力することをやめ、さらに国力が衰退するという悪循環を続けていれば、政治、経済すべてが衰退し、世界地図から日本という国名が消えてしまう日が来るかもしれません。そうならないために、日本のあり方に警鐘を鳴らす書。
目次
第1章 日本存亡の危機(このままでは日本は破綻する;音もなく、静かに崩壊する危機 ほか)
第2章 今、日本がやらなければいけないこと(国を立て直すにはまず教育改革から;高等学校の授業料無償化は必要ない ほか)
第3章 日本再生のヒント―日本人の心の弱さを考える(現代の失業者を見て思うこと;心が弱くなった現代人 ほか)
第4章 日本を立て直すために―家庭から日本を変える(親が子どもを教育しなくなった;子どもに家のお手伝いをさせる意味 ほか)
第5章 女性の力で社会を変える(女性が変わらなければ、社会は変わらない;お母さんが子育てに専念できる環境を ほか)
著者等紹介
佐藤フジエ[サトウフジエ]
昭和4年千葉県夷隈郡東村(現いすみ市)に生まれる。女学校入学後、学徒動員、その後国鉄に徴用となる。昭和24年、大妻女子専門学校別科専修科第二部を卒業。卒業後は、日本電池株式会社に勤めるかたわら、地婦連(全国地域婦人団体連絡協議会)会長の山高しげり議員や市川房枝議員らとともに社会奉仕活動に打ちこむ。昭和27年に結婚。日本電池株式会社を退職。昭和31年、夫とともに個人商店を開業。昭和41年、山形屋佐藤長八商事株式会社を設立。その後、山形屋産業株式会社、山形屋物産株式会社、山形屋商事株式会社ホテルスプリングス幕張など「山形屋」グループの事業を次々と興す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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