内容説明
続発する鉄道の事件・自己・不祥事の背景を、現役車掌が会社の圧力をはねのけ、昇進をあきらめて告発する。
目次
第1章 続発する鉄道の事件・事故を当事者として追及する(05年4月 JR福知山線事故の深層;04年10月 新潟中越地震での上越新幹線脱線 ほか)
第2章 車掌の仕事を何から何まですべて白状(車掌の1日・1周間を大公開;JRに飛び交う謎の業界用語はこれだ ほか)
第3章 事故続発の背景にある労組対立と管理体制(JR総連傘下の東労組と国労の戦い;私がサイテイであり続ける国労の昇進差別 ほか)
第4章 わが国労の分裂と再統一(国労分裂の危機;再生と団結への未来が見えてきた)
第5章 車窓から味わう四季
著者等紹介
齋藤典雄[サイトウノリオ]
JR東日本社員。1955年山形県生まれ。高校卒業後上京して75年、国鉄に入社し新宿駅勤務。現在JR東日本三鷹車掌区で車掌として中央線を完全制覇。国労組合員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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