妻の恋―たとえ不倫と呼ばれても

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妻の恋―たとえ不倫と呼ばれても

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901203241
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0095

内容説明

結婚・出産・離婚を経験した女性記者と既婚女性と不倫経験のある独身男性記者が3年がかりの総力取材。

目次

第1編 Stories on his account―「勝ち組」だったはずの私が抱えた空洞を埋められない(父の面影が見えてから始まった夫の暴力、車とメールがもたらした大好きな今の自分;自分自身が嫌っていた女だと知ってから、大人同士の改めての出会いだと悟るまで;もう夫から愛されることはない、私の心のなかの積み木は音を立てて崩れた;生活スタイルを守るためだけの結婚、彼氏は人生観を変えてくれた;離婚した夫はいい人だったけれども、8年間の結婚生活は「女」をやめていた ほか)
第2編 Stories on her account―夫婦が向き合えなくなった時違う生き方が見たくなる(セックスの途中で目を覚ました娘のオムツを替える、ひどい妻?でも成長のワンステップだった;離婚した夫に抱く復讐に似た激しい想い、本来の自分を創るためにもう一度広い海へ;いちばん好きな人から永遠に認められない、その苦悩が恋愛体質を呼び起こす;恩師でもあった高校教師の夫と別れ、職場のオーナー経営者と再婚するまで;結婚と恋愛は別物だから互いに恋をする、夫婦といえどもやむを得ない)

著者等紹介

大畑太郎[オオハタタロウ]
1969年、東京都生まれ。93年に明治大学を卒業後、サラリーマンを経て、(株)アストラに入社。月刊『記録』の執筆・編集に携わる

川上澄江[カワカミスミエ]
1963年生まれ。上智大学外国語学部卒。カナダ・ブリティッシュコロンビア大学にて政治学修士課程を取得。毎日新聞記者、米国通信社記者などを経て、現在フリーライター、翻訳者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こさかいじゅん

1
男性目線と、女性目線で書かれている本作。面白いな、と思ったのが、男性の「取材は自らの経験から始まった」「どうして彼女が私と浮気をしたのかだ」という著者の独白。女性の著者のほうは、浮気され、離婚された立場から、良くも悪くも激しく感情移入して取材対象に迫る。謎だらけの主婦の闇。だが、ふたりとも「なぜ妻が恋をするのか」の答えは結局出せない。それはたぶん、当事者である「妻」自身が最もわかっていないからだろう。扇情的なタイトルだが、内容は硬質。続編があれば読みたい。2010/08/06

まつ

0
「レンタル彼氏」の隣にあったので読んでみた。不倫している様々なケースをつまみ読みするにはよいのかも。「たとえ不倫とよばれても」とサブタイトルにあるけれどそんなに思いつめる「本気」のようなものは感じられなかった。2015/03/18

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