内容説明
落語立川流家元の弟子育成法。稀有な才能の持ち主・談志との稀有な内弟子生活のすべてを初公開。談志一門唯一の内弟子修業。素の家元に迫るファン必読の書。
目次
一番勝負 付いた名前は談吉
二番勝負 師匠の生き方
三番勝負 師弟は親子になる
四番勝負 「内弟子になんな」
五番勝負 家元の太鼓に送られて
六番勝負 師匠は千変万化
七番勝負 師匠、一門、そして
著者等紹介
立川談幸[タテカワダンコウ]
本名・高田正博。昭和29(1954)年7月29日、東京都新宿区生まれ。昭和53年明治大学卒業後、立川談志に入門。前座名・談吉。談志門下で唯一の内弟子修業を経験する。昭和57年に二つ目昇進。談幸と改名する。昭和58年、談志一門が落語協会より独立、落語立川流発足。昭和62年家元立川談志の認めにより真打に昇進する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kera1019
5
さすが「気配り名人」談幸さん。失敗をしても、無理難題を言われても悲壮感は無し。実際には辛かったり大変な事もあったんやろうけど明るくこなしてる感じが読んでて楽しい。談幸さんと志らくさんの談志マニアぶりはヤッパ凄いです。 2014/02/14
CherryBlue
4
談志唯一の内弟子。師匠への愛情が感じられました。2016/01/07
snakedoctorK
2
立川談志家元の唯一の内弟子。そこまで価値観を一にするのに、今日立川流を脱退するとはねぇ。2014/12/08
トリバタケハルノブ
2
「赤めだか」「雨ン中の、らくだ」とはまた違った角度からの談志像。著者の人柄か、じんわりと気持ちの良い読後感。2010/01/27
Sada Chinaski
1
噂の白メダカ。面白かった。2015/10/27