内容説明
腹を切られ、交感神経を取られ、膵臓とひ臓も取られ、右足を切断、左足も切られた。満身創痍の落語家・春風亭柳桜。「芸人は楽しちゃいけねェ」難病・ビュルガー病を抱え、今日も出囃子・小鍛冶に送られ、えーお笑いを一席!激痛と闘う落語家の壮絶な人生模様。初めて明かす笑いと闘病の日々。
目次
第1章 おリンゴいかがですか?(カミさんとの馴れ初め;みんながサジを投げた ほか)
第2章 入門決まったからな(真砂で板前修業;私のホームタウン・西荻 ほか)
第3章 でも、生きてるもんね(新人落語コンクール;二度の結婚式 ほか)
第4章 不死身の落語家(一本立ちの会;柳桜という名前 ほか)
著者等紹介
春風亭柳桜[シュンプウテイリュウオウ]
落語家(社団法人落語芸術協会所属)。1952(昭和27)年10月22日、東京生まれ。1979(昭和54)年10月、春風亭柳昇に入門、柳太郎。1984(昭和59)年3月、二つ目昇進。1993(平成5)年5月、真打昇進、柳桜襲名。出囃子は小鍛冶。難病「ビュルガー病」と20代初めから闘っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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