内容説明
17歳にして、40歳の視線。コクトーに見出され、コクトーに愛された早熟の天才作家。20歳で夭逝した天才作家ラディゲが描く、16歳の少年と美しき人妻との恋愛悲劇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともりん
2
16歳の少年と彼より少し年上人妻との恋愛物語。身体は大人でも親の庇護の元から逃れられない時期は何もかもがちぐはぐな時期。複雑な気持ちと無鉄砲な行動をラディゲが10代で書き上げ、生涯2作で若くして亡くなったのは残念すぎる。脇役だが心配・不安・怒りがあっても息子と対峙できない父、それを冷ややかに見ている『ぼく』の目線が秀逸。思いやるよりも奪い合う関係に将来は無いと知りつつもハマっていく恋愛。周りの目線がその危うさを浮き立たせる。アーティストハウスの本は映画の写真もありなお良かった。2024/04/15
もち
1
美しい携帯小説2018/04/30
らいら
0
表紙の黄色・タイトル・涼しげな面持ちの美青年…気にならずにはいられないよ☆人間の醜い感情や移り変わりをコレデモカッと言わんばかり見事に表現していてかっこいい。フランス文学に興味を抱いたきっかけの作品です。
黒猫グリ子
0
人間の塊が走り抜ける感覚。2020/04/29