内容説明
日本における働き方の現状をふまえながら、キャリアカウンセリングの諸理論をわかりやすく紹介。「就労の壁に遭遇し、またはじめての仕事を体験する青年期」から「退職後、新たな働き方・生き方の道を模索する老年期」までを対象に、「不登校」「抑うつ」「発達障害」を抱えたケースなどについても具体的な事例を紹介。「キャリア」をめぐる心理臨床について広く理解できる指南書。
目次
第1部 理論編(キャリアとは;これまでのキャリアカウンセリングと諸理論;雇用の現状と青年の心の問題;キャリアカウンセリングへの心理療法の適用)
第2部 実践篇(自我の強さに応じた心理療法;自我発達に即したケースのキャリアカウンセリング;不適応ケースのキャリアカウンセリング)
著者等紹介
長尾博[ナガオヒロシ]
九州大学教育学部卒業後、九州大学大学院教育学研究科修士課程修了、九州大学大学院教育学研究科博士課程単位修了中退。九州大学教育学部助手を経て、現職に至る。活水大学文学部教授(医学博士)(専攻:臨床心理学、青年心理学、精神医学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。