内容説明
広場に建つ美しい「幸福の王子」の像は、街の人たちの誇りです。ある晩、エジプトに飛び立つ1羽のツバメが、像の足元で休みをとりました。水が落ちてきたので上を見ると…、それは、王子の涙でした。王子の像についているルビーをはがして、この街の貧しい人たちに、配ってほしいと王子に頼まれたツバメは、一晩だけならと引き受けます。翌晩、ツバメは王子にお別れのあいさつに行くと、もう一晩だけと、王子の目のサファイアを貧しい若者に届けます。そんな日が続くうち、やがて雪が降り出して…。
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