内容説明
『遺体に学ぶ』に続く待望の第二弾。人体と自然の思わぬ共通点を発見。三十年余にわたる病院病理医の経験から、「人のからだと病気のしくみ」を自然や社会現象と対比し、思わぬ共通点をわかりやすく解説する。一般にはなじみのない数多くの医学的写真や図表を、自然現象などの写真と絡めてオールカラーで収録。
目次
第1部 人体構造と機能を自然界に学ぶ(人体構造と建築物;人体の対称性と非対称性;心臓の構造と機能・永久ポンプ ほか)
第2部 病気を自然界に学ぶ(時代とともに変わる疾病構造;聴診・打診;体温と気温 ほか)
第3部 現代社会に学ぶ(科学の進歩によってもたらされる利害・疾患;医学・科学はどこまで発展するか;医療機器から他分野へ、他分野から医療機器へ ほか)
著者等紹介
森脇昭介[モリワキショウスケ]
1931年10月旧関東州〓(ひ)子窩(現中国遼寧省)生まれ(本籍:島根県)。1944年3月現地の尋常小学校を卒業後、4月都城地方航空機乗員養成所に入所。8年筑後地方航空機乗員養成所に移転(現福岡県八女市)。1945年8月終戦により航空機乗員養成所閉鎖、島根県立江津工業(高等)学校機械科に編入。1951年3月同校卒業、4月鳥取大学医学進学課程入学。1957年3月同医学部卒業、一年間のインターン終了後、医師国家試験に合格。1958年4月母校の病理学教室に入局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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