内容説明
「せっかく」と「わざわざ」は何が違うの?「素晴らしい先生」「素敵な先生」の差はどこに?心の動きや気分を表す言葉は、使い方を間違えると意味が通らないばかりか、相手に不快感を与えてしまうことがある。その言葉のおおもとの意味、日本人特有の視点や相手との距離感を分析し、使い分けの実例を丁寧に解説。日本語の微妙なニュアンスがよくわかり、自分の気持ちが上手に伝えられるようになる、読んで楽しい日本語辞典!
目次
あいにく―折りあしく
あえて―強いて ことさら
あくまで―どこまでも・とことんまで・徹頭徹尾
あながち―必ずしも 一概に まんざら
あやしい―疑わしい
いっそ―むしろ
うらむ―うらみ にくむ・にくい・にくらしい
うらやましい―ねたましい
うるさい―やかましい 騒がしい・騒々しい
うれしい〔ほか〕
著者等紹介
森田良行[モリタヨシユキ]
1930年、東京生まれ。日本語学者。博士(文学)。早稲田大学名誉教授。在職中は早稲田大学日本語研究教育センター所長などを兼任し、特に、外国人留学生および日本人学生への日本語教育・研究・指導に従事した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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出版社内容情報
「驚く」「感心する」「かわいそう」「気の毒」など、普段使っている言葉の中から気分や感情をあらわすものを厳選。その言葉のおおもとの意味や使い方、差異を徹底的に分析し、解説した画期的な日本語入門。