内容説明
物があることが当たり前の、豊かな時代に育った子どもたち。その子どもたちが物に感謝し、親に感謝するのはどんなときなのか。無人島での生活、四国カルストでの酪農体験…無感動だったはずの子どもたちの目から、熱い涙が後から後から流れてくる。これは一体、何なんだ。フロンティアグループのメンバーたちが続けてきたのは、“夢中になれる大人”の姿を子どもたちに見せること。20年の活動記録が、今、教育に必要なものとは何かを物語っている。
目次
序章 夢追い集団、旗揚げ―青春よもう一度
第1章 ロマンと冒険を求めて―無人島にいどむ少年のつどい
第2章 一本の原木から―丸木舟瀬戸内海を航海する!
第3章 直径10メートル巨大な竪穴式住居ができた!
第4章 フロンティアグループの反響
第5章 フィールドは愛媛の大地へ―陸に上がった河童、愛媛の山野を駆けめぐる
第6章 「想いの自立」をめざして―フロンティア塾開塾
フロンティアグループへのメッセージ
著者等紹介
若松進一[ワカマツシンイチ]
愛媛県伊予郡双海町役場地域振興課長。二十一世紀えひめニューフロンティアグループ代表。えひめ地域づくり研究会議代表運営委員。総理府派遣第10回青年の船班長(アメリカ・メキシコ)。1944年10月3日、愛媛県伊予郡双海町下灘生まれ。愛媛県立宇和島水産高等学校卒業
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