目次
第1章 風力エネルギー
第2章 鉛直軸風車の技術の現状
第3章 ダリウス風車の概念
第4章 空力性能予測モデル
第5章 非定常空気力学CFDモデル
第6章 二重多流管モデル―実際的な設計モデル
第7章 空力荷重と性能試験
第8章 ダリウス風車に関する革新的な空力装置
第9章 ダリウス風車の設計に於ける将来動向
第10章 容認可能性、環境と風力エネルギーの社会性
付録
著者等紹介
パラシキブイユ,イオン[パラシキブイユ,イオン][Paraschivoiu,Ion]
1942年生まれ。ルーマニア出身、モントリオール工科大学(カナダ)教授。ダリウス鉛直軸風車の空気力学的性能に関する際立った理論的な寄与により、風力エネルギー業界において著名な研究者である。風車の性能計算に対するコンピュータプログラムは、風車の設計や鉛直軸型風車現地試験の評価補助といった目的で多くの関係者に使われ続けている
林農[ハヤシツトム]
1943年三重県伊勢市生まれ。鳥取大学工学部教授。工学博士。日本風力エネルギー協会・理事、日本機械学会評議員・商議員、日本流体力学会評議員、西日本乱流研究会会長、日本風力発電協会顧問などを歴任。専門は機械工学で、流体工学、風力発電、自然エネルギー利用工学、砂漠化防止・沙漠緑化支援技術の研究と開発に従事している。大学入学前と在学中の企業経験が産学連携の共同研究と研究開発に大いに役立っていると感じている。現在はオフショア風力発電のための洋上風況精査と沙漠緑化支援技術の研究に力を入れて、21世紀COE事業「乾操地科学プログラム」では風力発電を利用した沙漠緑化の研究に取り組んでいる
河村哲也[カワムラテツヤ]
1954年京都市生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授。工学博士。専門は数値流体力学で、非線形偏微分方程式の数値解法、乱流の数値解析、流体現象の数値シミュレーションおよびその環境科学への応用に興味をもっている。さらに、現在は地球環境問題の解決はエネルギー問題の解決なくしてはありえないという認識のもと環境にやさしい新エネルギーである風車の研究にも取り組んでいる
原豊[ハラユタカ]
1964年生まれ。鳥取大学工学部助教授。工学博士。専門は風力発電、流体工学、光応用工学
田川公太朗[タガワコウタロウ]
1972年生まれ。鳥取大学地域学部助教授。工学博士。専門は風力エネルギー利用、造水技術、化学工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 殺しの四重奏 集英社文庫