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レッドツリー―希望まで360秒

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22cm
  • 商品コード 9784901088251
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0097

内容説明

今にも沈みそうな紙の船でただよう主人公。湖面に浮く灰色の枯れ葉の中に、赤い葉っぱが1枚。こうして始まるショーン・タンのストーリー。そして、どのページにも、この赤い葉っぱがそっと描かれています。翻訳は、早見優。繊細な感覚でショーン・タンの世界を日本語にしました。原文と照らし合わせて、味わってください。この絵本は、きっとあなたに、感動と勇気を与え、希望への窓となってくれるでしょう。

著者等紹介

タン,ショーン[タン,ショーン][Tan,Shaun]
1974年、オーストラリアに生まれる。10代からSF作品の挿し絵を手がけ、The illustrators of the Future Award(1991)をはじめ、数多くの賞を受賞。また、オーストラリア児童図書賞の絵本部門で、“Memorial”(2000)“The Lost Thing”(2001)“The Red Tree”(2002)で、3年連続銀賞を受賞。2001年、“The Lost Thing”がボローニャ国際絵本原画展の最高賞であるラガッティ賞を受賞

早見優[ハヤミユウ]
14歳までグアム、ハワイで育つ。1982年歌手デビュー。1996年に結婚。二人の女の子のお母さん。TBS系「はなまるマーケット」にレギュラー出演中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

49
sometimes the day begins with nothing to look forward to … そして 一日ははじまる いつものように… ■今にも沈みそうな紙の舟で漂う主人公。社会の中で「自分」や「希望」を見失い、「孤独」や「絶望」を感じてしまうこと あるよね。■悲しい気持ちになったとき、疲れちゃったとき、この本をめくると、少しだけ前へ進んでみよう、少しだけ笑ってみようと思う。そんなお話。(2001年。日本版 2004年)(→続2019/02/07

キジネコ

43
日本に初めて紹介された shaun tan との事。どの様に感想を書けば良いか、困ってます。メッセージはシンプル、どこか青い鳥を私は思い出します。副題に「希望まで360秒」とありますが、この意味が分からない。もし360妙もあれば読めてしまいます、って事なら凄くガッカリです。それに赤い木に希望の象徴の位置を与えてしまったのは蛇足、失敗に思えてなりません。簡単な英文なのだし そのまま絵の力が呼び起こす観る人の自由な想像に委ねたほうが良かったのではないでしょうか・・ そうすれば違った風景が見えたかも知れない。 2015/04/13

Natsuki

35
大型絵本の方で読めば良かった( ̄▽ ̄;)感想を書く時に、あれ?2つあるけど何が違うのと思ったらそういうことでしたか。確かにサブタイトルの希望まで360秒というのは無い方が良いかも。余計なものを極力削ぎ落としたところにこそ、ショーン・タンの良さが光る気がします。(まだ2冊しか読んでないけど・・・(^^;))少し怖くて不気味で奇妙な世界を映像でも見てみたいものです(*´ω`*)2014/07/24

優花 🍯モグモグ

32
図書館で借りたけれど、やっぱりショーン.タンさんの本は手元に置いときたいと思いました。絶望から希望まで、すんなりと受け入れられる。ショーン.タンさんの本は読めば読むほど欲しくなってきます。2020/01/31

こまり

25
時々読みたくなるショーン・タン。この人の本はいつも最後のページで、ワーッと思わず声が出るようなような感動を与えてくれる。ショーン・タンのHPで何点も絵が掲載されていて楽しめる。2021/09/15

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