内容説明
会社は社長や幹部だけで経営されているのではない。社員の想いを引き出し、高め、企業の価値創造のパートナーとしてともに歩んでゆく姿勢こそが、困難な時代を乗り切る原動力になるはずだ―。厳しい経済状況の中、六人の中小企業の社長たちが取り組み、着実に成果を上げている経営改革の“実現”を紹介しながら、今まで誰も教えてくれなかった会社経営の妙手をスゴ腕コンサルタントが明快解説。会社再生は今から始められる。
目次
第1章 そろそろ、きっちりと経営設計したいのだが(これまで会社のルールは社長の一存で決めてきたY社;カリスマ社長の会社から「われわれの会社」に変身したH社)
第2章 企業の求心力が失われている(先代社長の急逝で部課長クラスの落ち着きが失われたW社;業容急拡大で社員の方向性がバラバラとなっていたT社)
第3章 活力ある企業にしたいのだが(新たに企業文化をつくり上げる必要を考えたK社;下請けを子会社化して新社長となったものの…S社)
第4章 誰も教えてくれない企業のメカニズム(人を活かすメカニズムを知る;組織が活きる「働き」を知る ほか)
著者等紹介
高橋邦名[タカハシクニカタ]
メーカー人事部長を経て、平成3年多摩労務管理事務所代表。賃金体系、人事評価制度、労務管理制度の策定から定着、人財の開発・育成という『活人コンサルティング』をテーマに活動。平成13年に(株)事業経営指導協会を設立し、代表取締役就任。経営者の視点から捉えた人財成長型賃金体系や人事評価システム、最大生産性を生み出す組織編成の策定から運用・定着までを実践的に進める手腕は高い評価を得ている。平成20年、(株)高橋賃金システム研究所へ社名変更。所属:(株)高橋賃金システム研究所代表取締役。多摩労務管理事務所所長。東京都社会保険労務士会会員。日本法令社労士研究会会員。ダイヤモンドビジネス開発研究会特別会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。