出版社内容情報
関西国際空港にほど近い岸和田市の沖合につくられた実験調査用の干潟。
石で築いた堤のなかに土砂を流し込んだもので、小学校の運動場ぐらいの広さしかない。
いわば、人工物の干潟に二年間通いつめて撮影された写真の数は数千点にものぼる。
そのうちの120点が驚くほど様々な表情を見せている。
撮影に通いながら心に浮かんだエッセイ12篇も秀逸。
太田 順一[オオタ ジュンイチ]
著・文・その他/写真
内容説明
ひがたは笑い、ひがたは怒り、ひがたは沈黙する。
著者等紹介
太田順一[オオタジュンイチ]
1950年奈良県生まれ。写真家。早稲田大学政治経済学部中退。大阪写真専門学校卒業。写真集『ハンセン病療養所隔離の90年』解放出版社 1999年(第12回写真の会賞受賞)、『化外の花』ブレーンセンター 2003年(日本写真協会賞第1回作家賞受賞)、『父の日記』ブレーンセンター 2010年(第34回伊奈信男賞受賞)、『遺された家―家族の記憶』海風社 2016年(第29回写真の会賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。