小説 高倉健 孤高の生涯〈上〉任侠編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901007610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

映画記者時代から高倉健と親交があった筆者は30年に渡る綿密な取材メモを紐解いて14年3月から執筆。美空ひばり、石原裕次郎、鶴田浩二との交流、東映岡田社長の恫喝にも屈しなかった高倉健のシネマグパラダイスを描く上巻・下巻1200枚。

著者等紹介

嶋崎信房[シマザキノブフサ]
ペンネーム=赤神信。1945年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。東京スポーツ新聞社入社。文化部時代は映画記者として映画を取材。1975年オール読物推理小説新人賞佳作を受賞。東京スポーツ新聞社退職後作家・文筆家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

10
高倉健さんの知らなかったエピソードや、当時の映画界は興味深い。あのストイックな高倉健さんにもこういう時代があったんだ。 もちろん、下巻も読みます。2015/04/21

Oohira Satoshi

9
健さんのストイックな人生、カッコいいです☆。私は、息子に剛一と名付けたほど、健さんを酔心しています。チエミさんの「テネシーワルツ」、もの悲しくて心にとても響きます。健さんのご冥福を心からお祈りします。合掌礼拝(+_+)2015/01/29

sai

3
健さんは真面目すぎるほど実直な性分なんだなぁ~と、改めて感じさせられた。江利チエミ、美空ひばりという二人の女性との出会い場面は微笑ましく、鶴田浩二、小林旭とのピリピリとした対立、健さんを人気スターにしようと躍起になる岡田陣営の動きなど興味深いが……。図書館本だけど、出版を急いだためか?、校閲していないなぁ~印字ミスが多すぎてお粗末感も拭えないのが残念。2015/03/01

井ノ上満幸

3
高倉健さん、自伝的小説。任侠編と流離編、上下巻。マキノ光雄のスカウトによって小田剛一から高倉健が誕生するところから、晩年までの健さんの生涯が2冊で読めます。盛り上がりは上巻の元妻江利チエミさんとの出会いから別れまでや売れない俳優人生から任侠ものが当たるまでのあたりに勢いが感じられます。晩年(下巻後半)は読んでいて切なく寂しい気持ちにさせられました。脚色されているとは思いますが波瀾万丈の人生そのものです。美空ひばりや鶴田浩二など昭和の大スターがたくさん出てくるのも興味深かったです。健さんの生き方がカッコいい2015/02/07

ammy

2
ひとつひとつの事柄に気を入れて覚悟を持って生きる。その事の大切さに気付かせていただきました。 2017/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9195479
  • ご注意事項