内容説明
梁石日原作映画『夜を賭けて』のオーディションに、4800通以上の応募書類が集まった。添付された作文に映し出される、若者たちの“枯渇”、“迷走”、“虚無”…。彼らはこの映画に何を感じ、何を求めたのか。数多くの少年たちの「リアル」を切り取ってきたノンフィクションライター・藤井誠二が25人の応募者に会い、その流れの源流を探る。
目次
交わったもの(「俺は『在日』じゃない。『韓国人』だ」;「リアル」;約束の土地で;「殻」を壊すために;全てを笑い飛ばすエネルギー ほか)
通り過ぎたもの(“それでもあなたはあなたでしょ”;恩返し;混在する街に生まれて;平成のガリンペーロ;友が本名を名乗れない国で生まれて ほか)
著者等紹介
藤井誠二[フジイセイジ]
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター
山田茂[ヤマダシゲル]
1952年、滋賀県生まれ。写真事務所助手を経て、主に小学生、若者を対象にしたルポルタージュ写真を若者雑誌に掲載
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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