ケース・スタディ企業者史―企業者活動と企業者精神の異質性

ケース・スタディ企業者史―企業者活動と企業者精神の異質性

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784901006200
  • NDC分類 335.13
  • Cコード C0036

内容説明

本書では経営史学の主流といえる管理史的経営史よりも、企業者史的経営史の視点を重視し、世界的に著名な企業者活動を中心に論じている。企業者と呼ぶに値する歴史上の人物が、与えられた社会経済的与件の中で、如何なる経営的意思決定を選択し、如何なるイノベーションを遂行し、如何なる成果や問題点を生じ、如何なる結果を招いたのかを史的に検証した。

目次

企業者史学の基礎―シュムペーターの企業者概念とコールの企業者史学
1 文化構造と企業者精神(近代英国ジェントルマンの文化構造と企業者精神の衰退―企業者供給源のクエイカー教徒とユダヤ人の適応過程;明治日本の反ビジネスの文化構造と企業者精神の鼓舞―福沢諭吉と渋沢栄一のビジネス啓蒙の企業者活動の比較)
2 企業者機能(激動期の政商的活動―創世期のユグノー・デュポン家とユダヤ人・ロスチャイルド家;企業統合・連合―垂直的統合のカーネギーと水平的連合のロックフェラー;イノベーション―技術・生産革新のフォードと組織・マーケティング革新のスローン)

著者等紹介

河明生[カワメイセイ]
1963年東京出生。JTA代表。法政大学経営学部兼任講師。経済学博士。著書に『韓人日本移民社会経済史―戦前篇」(明石書店、1997年)、『新・東アジア経済論』(共著、ミネルヴァ書房、2001年)がある。また、日本におけるテコンドー普及のパイオニアでもある。第4回世界テコンドー選手権大会(1984年、スコットランド)、同第5回大会(1986年、ギリシャ)、同第6回大会(1988年、ハンガリー)にて組手日本代表として出場し、ベスト8入賞の実績を持つ
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