出版社内容情報
第一線で活躍中の人気声優たちが、声優を志したきっかけから、仕事への向き合い方、役作りの苦難と楽しみ、後進へのメッセージまで語り尽くす! 人気キャラクターを演じてきた「声」の職人たちの、役者道と仕事術に迫る必読のロングインタビュー集。
内容説明
人気キャラクターを演じてきた「声」の職人たちの役者道と仕事術に迫る必読のロングインタビュー集!!声優を志したきっかけから、役作りの苦難と楽しみ、後進へのメッセージまで人気声優たちが語り尽くす。
目次
1 声優になるつもりはなかったけれど(朴〓美―自分の体験・体感が根底にないと本当にならない;井上和彦―自分の幅を全部使って演じたい;千葉繁―主役は大っ嫌い;宮本充―「つかめた」と思ったらそこで終わり;速水奨―子供たちが教えてくれた声優の意義)
2 主役と脇役と(飛田展男―自分のトーンを決めつけない;関智一―居場所を探して移動していかないとダメ;平田広明―嫌になるまでリハをするのが正解;森川智之―自分があまり出てはいけない)
3 愛され続けるキャラクターたち(大谷育江―引き算の演技からリアリティが生まれる;冨永みーな―今までも、これからも、キャラクターの魂を演じる;田中真弓―「田中真弓」という看板だけで出られるようになりたい;三ツ矢雄二―ひと癖ある役を生かすも殺すも自分次第)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
58
新刊。大好きな声優さんだらけでニヤニヤしながら読了♡皆さん本当に素晴らしすぎて凄すぎる!「声優は職人だ!」と実感しました。文面がそれぞれの声優さんの声で再生されるのでニヤニヤ倍増。笑 平田さん(サンジの声)の声優論はカッコよかったなあ…飛田さんは確かに眼鏡の変な性格の人、というイメージがある。笑 三ツ矢さんの「100%で良い仕事なのに120%でやってしまう、でもその20%の過剰が次の仕事に繋がってきた人生」という言葉に痺れました!インタビュアーさんが男性だからか、少女漫画に触れるのが少なかったのが残念〜。2019/06/16
緋莢
26
図書館本。一迅社が隔月で刊行しているアニメ雑誌『Febri』の連載をまとめたもの。13人の声優へのロングインタビューが収録されていますが、井上和彦、速水奨、三ツ矢雄二 田中真弓、関智一など、アニメに別段詳しいとまでいかなくても、名前を聞いた事があり、かつ演じているキャラクターがすぐに思い浮かぶという人が多かったです。どの声優さんのインタビューも興味深かったですが、特に印象に残ったのは朴璐美と飛田展男(続く2020/02/14
スプリント
8
業界の第一人者と呼んでふさわしい人ばかりの人選です。 様々な声優道があり、その道の入り方も様々なのだとわかりました。2019/10/21
mamaboo
8
名前を見ただけで喜んでしまう。年齢が分かってしまいますね。皆さんずーと元気で我那覇ってほしいです。2019/07/04
tomino
6
しばらくアニメ雑誌とか読まなくなっていたので、とても新鮮な気持ちで読んだ。キャリアの長い声優さんの今までと芝居に対する想いが伺えて面白かった。これの前にも何人かインタビューがあるらしいので、そっちもいつかよむ(2019/07/04