内容説明
“六八年五月”の発端から終息までを、日付を追って再現する唯一のノンフィクション。第五共和制十年目の危機はどのような経過を辿り、民衆はどこに向かったのか。熱望と恐怖が錯綜する歴史の転換点を活写する好著。学生叛乱からゼネストへ。
目次
第1部 五月一日‐一三日「学生の危機」(五月三日 ソルボンヌの火花;学生の反抗、その二重の起源;一九六八年一月‐五月 事件に火をつけたのはナンテールだ! ほか)
第2部 五月一四日‐二四日「社会危機」(一九六八年のフランス社会;五月一四日 権力を掌握するポンピドゥー;五月一五日 学生コミューン ほか)
第3部 五月二五日‐三〇日「政治危機」(五月二五‐二六日 グルネル会議;五月二七日 ビヤンクールからシャルレッティ競技場へ;五月二八日 ゲームを射止めたミッテラン ほか)
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