HIROSHIMA 1958

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HIROSHIMA 1958

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  • サイズ A4判/ページ数 122p/高さ 22X24cm
  • 商品コード 9784900997226
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

内容説明

アラン・レネ/マルグリット・デュラスの名作『ヒロシマ・モナムール』(邦題『二十四時間の情事』)。その主演女優エマニュエル・リヴァがロケ中に撮った写真がパリで発見された。1958年の広島。真新しい市民球場と太田川河畔の風景、無心に遊ぶ子供たち、密集するバラック、商店街の活気溢れる様子…。当時の広島をとらえた貴重な写真に加え、映画製作をめぐるレネからデュラスへの手紙、リヴァへのインタビュー、港千尋のエッセイ他、貴重な資料図版50余枚を収録。広島を舞台に、日本とフランスの視線が交錯する、歴史的にも映画史的にも価値の高い写真集。日仏同時刊行。

目次

HIROSHIMA 1958
まなざしを贈る
マルグリット・デュラスへの手紙
ヒロシマ、もうひとつの私の岸辺―エマニュエル・リヴァ インタビュー
『ヒロシマ・モナムール』の青春
シルヴェット・ボドロ、類いまれなスクリプター

著者等紹介

港千尋[ミナトチヒロ]
写真家、批評家、映像人類学者。1960年生。多摩美術大学情報デザイン学科教授。2007年にヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナーを務め、岡部昌生の作品を紹介。著書に『記憶』(講談社、1996、サントリー学芸賞)ほか多数。写真家として、日本および欧米各地で展覧会を開催

ナヴァセル,マリー=クリスティーヌ・ドゥ[ナヴァセル,マリークリスティーヌドゥ][Navacelle,Marie‐Christine de]
元・東京日仏学院院長(1996~2001年)。フランス外務省で映画担当官を務めたのち、来日。日本での任期中、ロベール・ブレッソン全作品上映特集(東京国際映画祭、1999年)を手掛けたほか、日本では知られることの少ない映画作品・映画作家の上映企画などに携わる。「東京の夏」音楽祭では“音楽と映画”プログラム(2000年)、“音楽と文学”プログラム(02年)に参加。ポンピドゥーセンターでの映画祭「シネマ・デュ・レエル」では、大島渚や今村昌平をフランスに紹介している(現在、名誉会員)

リヴァ,エマニュエル[リヴァ,エマニュエル][Riva,Emmanuelle]
女優。1927年生。舞台女優として活躍していたが、『ヒロシマ・モナムール』で映画初主演を飾る。続けて『ゼロ地帯』(ジッロ・ポンテコルヴォ監督、1960)、『モラン神父』(ジャン=ピエール・メルヴィル監督、1961)、『テレーズ・デスケルウ』(ジョルジュ・フランジュ監督、1962、ヴェネツィア国際映画祭女優賞)、『山師トマ』(同監督、1965)などの映画に出演。1969年、蔵原惟繕監督による石原プロ製作『栄光への5000キロ』に助演、話題を呼ぶ。現在も活動を続けている

関口涼子[セキグチリョウコ]
詩人、翻訳者。フランス語と日本語で詩作を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Nobuko Hashimoto

22
マルグリット・デュラス脚本、アラン・レネ監督の映画「ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)」の主演女優エマニュエル・リヴァが、撮影前に訪れた広島で撮った写真集。プロの写真家の作品といっても納得するような、いい写真。今は跡形もない河川敷のバラック街の日常も生き生きと切り取っている。被写体となった人びとの表情も自然。映画を観た時も今の広島との違いに驚いたが、この写真集は実際の様子を撮ったものなので、さらに貴重な記録なのでは。レネとデュラスの手紙やリヴァのインタビューなども掲載されている。2021/02/27

スミス市松

10
エマニュエル・リヴァが『ヒロシマ・モナムール』の撮影前に撮った広島の風景。まだ町には映画館が多く、子供たちの笑顔がまぶしい。写真を見ながら、当時同い年ほどの子だったはずの父のことを思い浮かべていた。以下は港千尋の評「まなざしを贈る」から――「この笑顔こそが、夏の強い日差しのなかで、川に沿ってさかのぼりながら彼女が出会ったものである。遠い国から来た女性が、映画よりも先に広島に贈ったのは、そのまなざしであった。子どもたちは、それを素直に受けとめている。すなわち彼女が歩いていったのは、未来の方向であった。(…)2022/07/09

su-zu

5
アラン・レネの傑作長編映画「ヒロシマ・モナムール」の主演を務めたエマニュエル・リヴァが、撮影前の休日に広島の町を撮った写真集。映画は、放射能被害の現実を伝えるドキュメンタリーや報道によって草の一本も生えない荒れ野のイメージが世間行き渡った1958年頃に、新しい時代の広島、ひいては日本のイメージを伝えることをコンセプトの一つにおいて撮られたフィクション(ラブストーリー)だ。撮影前ののんびりとした空気感は、高度経済成長前夜の広島の町にとても似合っている。2018/01/01

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