内容説明
ネパール、チベット、カナダ、アフリカ、中東、そしてアジア…ふらりと旅に出て、世界を思いのままに歩いた１人のバックパッカー“カズ”彼が自分の眼と頭と足で感じ取ったものとは？「生きること」の意味を鋭い感性と軽快な筆致で描いた自伝的紀行小説。
著者等紹介
鎌田文一［カマタフミカズ］
１９７１年（昭和４６年）愛知県宝飯郡生まれ。県立国府高校卒業後、日本大学国際関係学部に進む。２年生の夏に中国シルクロードの旅でバックパッカーデビューし、卒業後も旅の生活を続ける。これまで訪れたのは、アジアを中心に北・中・南米、アリリカ、中東、ヨーロッパの４５カ国。一カ国平均滞在日数は約２０日。卒業後３年間の放浪生活を切り上げ、日本大学に職員として勤務を始めたが、配属先はそれまでの生活と正反対の就職部だった。現在も、サラリーマン生活を続ける傍ら、ＮＡＴＯ空爆停止直後のユーゴスラビアに乗り込むなど、旅との関わりを保ち続けている
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