名文を読みかえす―夏目漱石からプロジェクトXまで

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名文を読みかえす―夏目漱石からプロジェクトXまで

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784900963511
  • NDC分類 816
  • Cコード C0095

内容説明

川本三郎に「文尾のセオリー」を、川上弘美に「文章のリズム」を、三谷幸喜に「笑える文章の書き方」を。50の名文に学ぶ、新しい時代の“文章読本”。

目次

山下清に、いい文章とは何かを学ぶ
東海林さだおに、改行の必要性を学ぶ
川本三郎に、文尾のセオリーを学ぶ
プロジェクトXに、文尾のアンチセオリーを学ぶ
團伊玖磨に、会話の重要性を学ぶ
ビートたけしに、一人称の扱い方を学ぶ
川上弘美に、文章のリズムを学ぶ
池波正太郎に、短い文章の真髄を学ぶ
青木玉に、長い文章の真髄を学ぶ
三谷幸喜に、笑える文章の書き方を学ぶ〔ほか〕

著者等紹介

馬場啓一[ババケイイチ]
1948年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。CMディレクターを経て文筆の道へ。ミステリ、ジャズ、映画、酒、ファッションと幅広いジャンルのエッセイを手がけるほか、小説も執筆。2002年から流通経済大学で「現代文章論」の講義を続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jjm

6
名文と呼ばれるものを知らず、また名文と呼ばれているものを読んでいるにもかかわらず、何も感じない自らの感性を恥ずかしく思っていた。今後、幸田文と夏目漱石の書写をしようと思う。幸田文の文章を何度も読んでいると、予想以上に読点や漢字が使われていない(かなが多い)ことに気づく。なぜこの場所で改行されているのか、そんなことまで気になり始め、最近本を読む速度がかなり遅くなってしまった。名文を感じられるようになりたいという目的を忘れ、技巧的なところについ目がいってしまう私はダメ人間2021/02/11

風見鶏

3
この本は小説を見る目に客観性などというものが存在しないことを再認識させてくれた本になった。「これが名文である」と、芸術の価値基準を押しつけられることの不快ほど辛いものはないらしい。結局のところ、世間でいくら「名文だ」と騒がれた小説だろうと、自分自身が好きになれなければ名文もケータイ小説のそれと変わらない。だから小説を読むときに主観以外を適応することは不可能である。とはいえ、個人的にはこれぞ名文と思うものもいくつかあった。著者の分析に異を唱えたいものもかなりあった。審美眼は作品に触れることでしか磨かれない。2013/02/11

🐧

2
テーマごとに色んな人の文章を引用して、名文たるポイントを解説していく本(「○○(作者名)から✕✕(名文ポイント)を学ぶ」みたいなのを文章→解説ページの形で50作品分収録)著者自身の解説文も引用した名文を意識した書き方に寄せてみたりして頭に入りやすい。50人の著書からそれぞれの文のテクニックを見抜き、素人にもわかるように解説できる技術はすごいと思う。彼自身も頭の回る上手な文章の書き手なのだろう。この本で紹介されている作品は夏目漱石の『草枕』しか読んだことがないが、他の本に興味を持つきっかけにもなった。2022/09/13

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